インプラント
インプラントとは
インプラント治療とは、歯が失われてしまった部分に人工の歯を埋入する治療のことです。人工の歯根を顎の骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定します。

入れ歯やブリッジと異なり隣の歯を削って負担をかけることもありませんし、自分の歯と同じような感覚で強い力で違和感なく噛むことができるようになります。
また、下顎の総入れ歯が不安定で動いてしまう方や、上顎の総入れ歯で口蓋が無いものを使用される場合などには、インプラントによって入れ歯を固定する方法も有効です。

当院のインプラント治療
ドイチェ歯科・矯正歯科では、長年にわたる基盤と臨床研究に基づいて歯科医療先進国のドイツで開発された最新のシステムである、カムログインプラントを使用しています。

ドイツを中心に、ヨーロッパ近隣諸国でトップシェアを誇り、新世代構造と呼ばれる最新のカムログデザインは、世界中の多くの患者さんの口腔機能の再建に使用されています。
ドイツのヴィンスハイムの製造工場では近代的な機器によって毎年数えきれないほど多くの製品や関連器具が製造されています。高度な技術で管理された製造工程と厳格な検査過程は、カムログ製品一つ一つの品質の高さを証明します。

自社工場で製造される要滅菌の製品は100%(全数)検査され、長期耐久テストやバリデーションの基準によってカムログ製品の安全性を確認しています。
カムログの製造および品質管理は国際医療工学の基準に適合しています。
EN ISO13485およびEN ISO 9001に加えて、FDAの基準も満たしています。
(画像提供:ドイツCAMLOG Biotechnologies AG)
インプラント治療の流れ
1.事前検査
インプラント治療を始める前には、慎重な事前検査が必要になります。
レントゲン撮影・CTスキャン・口腔内模型検査などによる十分な検査を行い、綿密な治療計画を立てます。患者様の同意を得てから手術の日程を決めます。
2.インプラント埋入

お口の中が清潔で炎症のない状態であることが確認したうえで、治療を開始します。
局部麻酔を行ったあと、顎の骨にインプラントを埋め込みます。このインプラントが新しい歯の土台となります。
手術後は、インプラントと骨が結合するまで待ちます。様々な条件によって期間が異なりますが、2ヶ月~半年が目安となります。
3.アバットメントを連結

インプラントが顎の骨と結合したら、インプラントの上にアバットメントを連結して人工の歯(上部構造)を装着する準備をします。
4.インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着

インプラントのヘッドに人工の歯(上部構造)を装着します。これでインプラントを装着する治療が終わります。
5.メンテナンス(検診)

インプラントを装着した後、インプラントを長持ちさせるため、メンテナンス(検診)に定期的に通っていただく必要があります。
インプラントのネジの締まり具合を点検したり、噛み合わせの調整も必要になります。
また、インプラントはむし歯にはなりませんが、メンテナンスを十分に行わないと歯周病にかかることがあります。